【初めての子猫】子猫を迎えるにあたって ~後半~
こんにちは、かおりです♪
ここでは、初めて子猫を迎えた方や、これから子猫を迎えようとお考えの方などにもわかりやすく「子猫に適切な飼育環境」について、2回に分けてご紹介していきたいと思います🐈
前半では、「動物の5つの自由」と「子猫に適切な飼育環境」①室内飼育 ②食事 ③水 についてご紹介してきました。
後半は「子猫に適切な飼育環境」の続きで、トイレや爪とぎなどについてご紹介します☺
少しでも参考になれば嬉しいです😻
【目次】
子猫に適切な飼育環境
④トイレ
もともと猫は、砂などのある場所で排泄する習慣があります。
ですから、寝起きや食後といった排泄をしそうなタイミングで、砂の入った猫用トイレに入れてあげるようにするだけでそこをトイレと認識し、使うようになってくれることが多いです。
ただし、きちんと猫用トイレを使う習慣がつくまでは、土の入った植木鉢などをトイレと勘違いしてしまうことがあります💦
植木鉢の置き場所をかえたり、土の表面にアルミホイルを置くなどの工夫して、猫がトイレと勘違いしてしまうのを防ぎましょう。
猫は生後5~6週齢くらいで、排泄場所の習慣がつくといわれていますので、できるだけ早い時期から決まった場所で排泄をする習慣をつけておくことが大切です。
●トイレの掃除
トイレが汚れていると、トイレ以外の場所で排泄するようになることがあります。
わたし達人間も、汚れたトイレは使いたくはないですもんね💦
ですから、トイレはこまめに掃除をしてあげましょう。
しかし、お仕事などで、ずっと家に居られるわけではない方も多いでしょう。
そういった方や多頭飼いの場合は、トイレを複数個用意してあげるのがおすすめです。
また、トイレに入っている時に大きな音がしたり、子供や犬に驚かされたりすると、トイレを使わなくなってしまうことも。
トイレは静かで、猫が落ち着ける場所に置いてあげましょう。
トイレの場所や形、砂の種類にも猫によって好みがあるので、いくつか試して、愛猫の好みに合った快適なトイレにしてあげたいですね😻
●トイレのサイズ
猫が成長したり、身体の大きな猫の場合は、トイレのサイズにも配慮が必要です。
トイレ以外の場所で排泄することが多い場合には、トイレの数を増やすほか、大型のトイレに変えてみると良いかもしれません。
「デオトイレ 快適ワイド 本体セット」
1.ゆとりの排泄スペース
「デオトイレ 快適ワイド 本体」はゆとりの広々空間で、無理のない排泄姿勢を実現。 一般的な猫トイレの約2倍の広さと、約1.7倍の高さの広々とした空間!!
体の大きな猫ちゃんでもゆったり楽な姿勢で排泄することができます。
2.猫砂の飛び出しを抑制
一般的な猫トイレの約1.7倍の高さがあるので、猫砂の飛び出しを抑制。
高めの壁で猫ちゃんを囲うことで、人目を気にせず排泄しやすい安心構造。
3.強力W消臭
上段の固まらないサンドが素早くおしっこを通過させミクロの穴で吸着。
下段のシートで吸収し、シートに配合している消臭マイクロカプセルでも消臭するW消臭構造。
⑤安心して隠れられる場所
猫は狭い場所に隠れて体を休める習性があります。
これは外敵から身を守るため。
猫は警戒心が強いので、驚いたり恐怖を感じたりするとまず、身を隠します。
例えば来客時。訪問者が飼い主さんの友人であっても、愛猫にとっては「侵入者」である場合が多く、猫の性格によって警戒レベルは異なりますが、多くはその場から逃げたり、隠れて様子を伺います。
安心して隠れる場所があれば、猫は心理的に安定します。
そのため、猫が不安を感じた時に、安心して隠れられる場所をいくつか用意してあげましょう。
また、多頭飼いの場合、猫同士で喧嘩をした際の逃げ場所にもなります。
※来客の際、猫に仲良くなってもらいたいがために、無理やり引っ張り出したり、触ったりすると、余計に怖がるようになってしまって逆効果。
仲良くなってもらいたいのであれば、こちらから面と向かって近づかないのがポイントですよ☺
場所は、クローゼットや押し入れの奥、ベッドの下など安全で猫にとって居心地が良い所であればどこでもOKです。
狭くて囲まれた場所を好む猫が多いです。
また、愛猫が好んで隠れる場所にに猫用のキャリーを設置して、そこに愛猫の好物を入れておき、猫が自分からキャリーの中に入るようにトレーニングしておくこともおすすめです。
キャリーが安心できる場所になっていれば、動物病院やペットホテル、万が一災害にあった時は避難などにも活用できます。
⑥高い場所を行き来できるスペース
猫の祖先をいわれるヤマネコは、森林で暮らし、木を利用する動物です、
ですから猫はジャンプ力やバランス能力に優れており、木登りも得意。
外にいる猫は、屋根の上や塀の上を歩いたり、さまざまな場所を上り下りしています。
室内で飼う猫も、猫らしい生活を送るために上下運動が出来るスペースが必要です。
キャットタワーを置いたり、それが難しい場合は、高さの異なる家具を並べるなど、家具などの配置を工夫して猫が上下運動をしやすい環境を作ってあげましょう。
高い場所を行き来できるスペースは、遊び場として運動不足や余ったエネルギーを解消する手段にもなります。
子猫の時は活発に動き回っていた猫も、年齢と共に動くことが少なくなっていきますので、運動不足にならないための工夫も必要です。
例えば猫が高いところに登らないようであれば、好物を置いておくなどして、登るように促してあげるのも良いでしょう。
ただし、猫の運動能力に応じて高さや段差を調節してあげてくださいね。
また、猫は高い場所で眠ったり、周りを見渡したりすることが大好き。
高い場所に柔らかい敷物や、お気に入りのベッドを置いてあげれば、愛猫にとっての最高のリラックススペースにもなりますね😻
⑦爪とぎ
爪とぎは猫の習性で「爪のケア」「マーキング」「リラックスや気分転換」などといった理由があります。
ですから、無理に止めさせると猫にとっては大きなストレスになってしまいます。
かといって、壁や家具をボロボロにされてしまうのも困りますよね💦💦
爪とぎも、子猫のうち、できるだけ早い時期に慣らしておくことが大切です。
爪とぎには、ダンボール、カーペット、畳、麻など、さまざまな素材や、立ってとぐタイプや、地面でとぐタイプなど、種類もいろいろあります。
猫によって好みが異なるにで、お気に入りの爪とぎを見つけてあげましょう。
お気に入りの爪とぎをいくつか用意してあげれば、他でといでしまうことを防げます。
慣らし方は、子猫の前足を優しく持って、爪とぎの表面をひっかくように動かしてあげます。
飼い主さんがお手本を見せてあげるのも良いですね☺
そうすると、そのうち自分でやるようになります。
マタタビやキャットニップを使って誘導するのもおすすめ✨
上手に出来たら、たくさん褒めてあげましょう!!
もし、してほしくない場所でとごうとしていたら、叱るのではなく、そっと抱きかかえて爪とぎに連れていきます。
⑧おもちゃ
猫の遊びは、生後4~16週齢の間に最もよく見られます。
遊びの目的には諸説ありますが、「遊び」=「狩猟行動」といわれることが多いようです。
猫には狩猟本能があります。
人間に飼われている猫は狩りをする必要はありませんが、生死に関わる本能なので猫の脳にはそれが深く刻まれています。
したがって、完全室内飼育の猫には、狩猟本能を満たしてあげるための工夫が必要になります。
犬を毎日散歩に連れていくように、猫も毎日一緒に遊ぶ時間を作ってあげてください😺
猫は遊びが大好きで、一人遊びもしますが、飼い主さんと遊ぶことがとっても好きです。
猫と一緒に遊ぶことは、飼い主さんと愛猫が、お互いにとって関係を深めるための大切なコミュニケーションでもあります。
ですから、おもちゃは与えっぱなしにするより、小鳥やネズミ、昆虫など、まるで生きた小動物かのように動かして一緒に遊んであげましょう。
そして、最終的には猫が満足できるようにしてあげてください。
そうです、獲物を見つけ、追いかけて、捕まえる、という行動です。
例えば、ボールやぬいぐるみで遊んでいる際、猫がじゃれたり噛んだりしている時には、思う存分遊ばせてあげて、取り上げたりしないようにしましょう。
猫じゃらしで遊ぶ際には、猫じゃらしを猫に捕まらないように動かして遊びますが、何度かは捕まえさせてあげて、猫に達成感を味わわせてあげます。
なお飼い主自身の手足を使って遊ばせると飼い主への攻撃性の問題行動が起こりやすくなりますので、必ずおもちゃを使って遊ばせるようにてください。
【初めての子猫】子猫を迎えるにあたって
~前半~の記事はこちら♪
最後に
いかがでしたか?
猫の仕草や寝ている姿は本当に可愛く、癒されます❤
人間が猫の習性を理解し、ちょっとの工夫をしてあげることで、愛猫が快適で幸せに暮らすことができますね😻
今、猫ちゃんと暮らしている方も、これからお迎えする方も、飼い主さんと猫ちゃんが、ずっとずっと幸せに、一緒に楽しい生活を送ることができますように✨
読んでくださってありがとうございました☺
少しでも参考になれば嬉しいです。
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