【30代・40代の美容】タバコが及ぼす肌への影響 肌荒れ・老け顔は喫煙のせいかも…
こんにちは、かおりです♪
繰り返す肌のお悩み…それはもしかしてタバコのせいかも知れません。
わたしは30代の頃まで、何をやっても治らない肌荒れやニキビにずっと悩まされていました。
ニキビ専用のスキンケアはもちろん、皮膚科やエステにも通いました。
本当にいろいろと試したけれど、どれも効果がない…😢
しかし、タバコをやめてから、あんなに悩まされていたのが嘘のように、肌がみるみるキレイに✨
喫煙が及ぼす肌への悪影響を実体験しました。
ここでは、自分の体験をもとに、喫煙と肌荒れの関係性についてご紹介していきたいと思います。
【目次】
タバコと肌の関係
発がん性物質などの有害物質を数多く含んでいるタバコが健康を害するのはもちろん、美容にも大変悪影響を及ぼすということが医学的に明らかになっていて、タバコのの悪影響は「見た目」にもあらわれます。
喫煙は全身の老化を加速させ、加齢以外の肌に老化をもたらす原因として「タバコは紫外線に次ぐ」と言われるほど。
【紫外線が肌に及ぼす恐ろしいダメージ】について、詳しくはこちら♪
タバコが肌に及ぼす恐ろしいダメージ
タバコを吸うと、身体には次のようなことが起こります。
① ニコチンの影響
タバコの主成分であるニコチンは、以下のような悪影響を及ぼします。
このような影響を受け、シワ、たるみ、くすみ、シミ、かさつき、肌荒れ、ニキビなどの原因になります。
② タール(ヤニ)の影響
タバコに含まれるタール成分により、肌の色が黒ずみます。
それは、肺に吸い込んだタール成分が血液の中に混じり、血液の流れにのって全身をめぐることで、もちろん皮膚にもたどり着き、身体の中から肌の色を悪くするためです。
そして、吐いた煙からタールが毛穴にも付着することは毛穴の黒ずみの原因になり、毛穴が目立つようになってしまいます。
また、歯が黄色くなり歯肉も黒ずみ、口臭の原因にもなります。
③ 活性酸素が発生
タバコに含まれるニコチンやタールといった有害な物質を処理するために、体内では大量の「活性酸素」が発生します。
その量はタバコ1本を吸うと、1日あたりで発生する活性酸素の量の、なんと約10万倍!!
活性酸素は、ハリやツヤの元になるコラーゲンなどの産生力を低下させたり、皮膚の結合組織を破壊させたりします。
その結果、深いシワが出来てしまうのです。
④ ビタミンCが大量に破壊される
タバコを吸うと多くのビタミンCが破壊されてしまいます。
1本の喫煙で、なんと25mg~100mgものビタミンCが失われるんだそう。
レモン1個に含まれるビタミンCは15mgといわれているので、たった1本ですごい量のビタミンCが失われていることがわかりますね。
身体はビタミンC不足になり、シミのもととなる「メラニン色素」の生成を抑えることが出来なくなってしまいます。
また、ニコチンによって新陳代謝も悪くなってしまうので、出来てしまったメラニン色素を押し出すことができず、シミとなってしまいます。
● 皮膚がん、口腔内がん
● 掌蹄膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
● アトピー性皮膚炎の悪化
● ニキビ、肌荒れ
● 末梢血行障害(手足のしびれや痛み、壊死など)
● 手荒れ、頭皮の荒れ(フケ、かゆみなど)
● 傷などの治癒力低下など
タバコは「老け顔」に直結!
タバコが肌に及ぼす恐ろしいダメージは上記でお伝えした通りで、その結果、タバコを吸う人は「老け顔」になりやすいのです。
これを「スモーカーフェイス(Smokerface)」と言います。
タバコは見た目の老化を加速させる、アンチエイジングの大敵なのです!!
喫煙を続けていると、肌の色がくすみ、皮膚の弾力が低下し、シミや深いシワが増え、肌のキメが粗くなり、実際の年齢よりも老けた顔つきになります。
他にも、歯と歯ぐきの着色、ひどい口臭、虫歯、白髪や脱毛、唇の乾燥、声の変化なども起こります。
また、喫煙は女性ホルモンのひとつで、「女性らしさをつくるホルモン」といわれる「エストロゲン」を減少させてしまいます。
エストロゲンは、成長や新陳代謝をつかさどるので、月経を正常に保ったり、「女性らしさを作るホルモン」として、丸みをおびた女性らしい身体を作ったり、肌の潤いやハリを保ったり、髪をツヤツヤにしたり、骨粗鬆症などの生活習慣病から身を守ったり、脳や自律神経などの働きにも関係しています。
このエストロゲンの減少により、顔や肌、全身の骨格の老化をも加速させ、年齢よりも老けてみられてしまうことになります。
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ニコチンの強い依存性
ニコチンは非常に依存性の強い物質です。
それは、危険薬物のヘロインやコカインよりも依存の危険が高いといわれるほど。
そのため、ニコチン依存症になってしまうと、タバコをやめるのがとても難しくなります。
タバコをなかなかやめられないのは、意思が弱いとかではなく、このニコチン依存症が原因なのです。
タバコを吸う人の多くは、タバコを吸うと「落ち着く」「ほっとする」といった効果を感じています。
わたしも喫煙者だった頃は、そう感じていました。
でも、それって本当なのでしょうか?
実は、タバコを吸って「落ち着く」「ほっとする」と感じるのは、体内のニコチンが切れて「イライラする(禁断症状)」ところに、タバコを吸うことでニコチンを体内に補給し、それによってイライラが解消されただけなのです。
ニコチンが切れてイライラする症状も、ニコチン依存症によるものなのです。
●どうしてもタバコが吸いたくなる
●落ち着かない・集中できない
●気分が落ち込む・不安を感じる
●食欲が増す
●イライラ・欲求不満・怒りを感じる
●寝つきが悪い・眠っても途中で目が覚める
禁煙について
タバコが肌に及ぼす恐ろしいダメージを知り「禁煙を始めてみようかな?」と思った方もいらっしゃると思います。
でも、タバコをやめることに対して心の拠り所を無くすような不安を感じていたり、「どうせすぐに吸ってしまうから、禁煙なんてするだけムダ」と、もう一人の自分がささやいているかも知れません。
タバコをなかなかやめられないのは、意思が弱いとかではなく、ニコチン依存症が原因なのです。
わたしの経験上、自分1人で禁煙を続けるのは限界があると感じます。
もちろん自力で禁煙に挑むのも応援しますが、ニコチンへの依存は大変強いもので、危険薬物であるヘロインやコカインと同じくらいやめるのが難しいのですから、禁煙外来を受診し専門家を頼るのも一つの方法です。
今は、病院の禁煙外来で医師と相談しながら禁煙を続けていく方法など、禁煙方法もさまざまあります。
わたしは医療機関の禁煙外来で、禁煙補助薬を処方してもらって禁煙しました。
しばらくは「口が寂しいな…」とか「手持ち無沙汰だな…」と感じたり、食後などの喫煙を習慣にしていた時間は自分との闘いでしたが、禁煙補助薬を使うと、禁断症状をそれほど強く感じず、比較的楽に禁煙できました。
しかも、自力で禁煙する場合に比べて、禁煙成功率は約3〜4倍も高まるそうですよ!
また、一定の条件を満たせば、医療機関の禁煙外来で保険を使って12週間の禁煙治療を受けられるので、費用もあまりかからずに禁煙することができます。
①ただちに禁煙しようと考えていること
②ニコチン依存症のスクリーニングテスト「Tobacco Dependence Screener」( TDS )が5点以上であること
③ブリンクマン指数( 1 日喫煙本数×喫煙年数)が200 以上であること
④禁煙治療を受けることを文書により同意していること
最後に
いかがでしたか?
乾燥やお手入れ不足なども肌の老化を進ませ、シワやシミ、たるみ、肌荒れなどの原因になりますが、タバコの害はそれ以上。
加齢以外の肌に老化をもたらす原因として「タバコは紫外線に次ぐ」と言われるほど。
喫煙は、「見た目年齢」にも直結し、まさにアンチエイジングの大敵です。
タバコは「百害あって一利なし!!」
また、タバコの煙は、受動喫煙といって、吸っている本人だけではなく、周りにいる人まで発がんの危険にさらします。
しかもタバコを吸わない人は、わすかな濃度のタバコの煙でも喫煙者と同じくらいの悪影響を受けてしまう(感受性が高い)ので注意が必要です。
自分に合った禁煙方法を選んで、是非トライしてみてください☺
ここまで読んでくださって、ありがとうございました❤
少しでも参考になれば嬉しいです!
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