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【30代・40代の美容】歯周病とは?歯周病の予防で10年後も若々しい笑顔に自信が持てる!

 

こんにちは、かおりです♪

最近なんだか口臭が気になる、食後歯に食べ物が挟まりやすい、若いころに比べて歯茎が痩せて色も悪い・・・
そんなお悩みをお持ちの30代・40代の方、多いのではないでしょうか。

 

歯を失う2大要因は虫歯と歯周病で、歯周病にかかる人の数は30代から大幅に増えます。
ストレス社会の今、現代人は免疫力が低下気味で、その結果、虫歯や歯周病にかかりやすいのだそう💦

 

また、「今のところ痛みがないから大丈夫!!」と自己判断していたり、定期的に歯科検診を受けたほうがいいのはわかっているけど、家事や育児、仕事の忙しさに気を取られて、ついつい後回しになりがち・・・なんてことはありませんか?

 

オーラルケアや予防歯科という意識が昔に比べて浸透しつつあるとはいえ、日本人の歯に対する意識は欧米に比べて、まだまだかなり低いのが現状です🦷
いままで通りの「痛くなったから歯科に行く」では、手遅れにしまう可能性も💦

 

そうならない為にも、ここでは、大切な歯を失ってしまうかもしれない「恐ろしい歯周病」の症状やセルフチェック、予防法などについてご紹介していきます!

 

歯や口の中に関することは、単なるエチケットの話だけではなく、生涯を楽しく生きられるかどうかに関わるほど大切なもの。
いつまでも若々しい笑顔でいるため、そしていつまでも自分の歯でおいしく食べて、充実した人生を送りましょう❤


【目次】

 

 

30代・40代に多い歯や口の悩み

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歯周病は「生活習慣病」のひとつであり、30代~50代にかけて多くなります。


歯や口の悩みについて、様々な調査結果を見てみると、30代以下では「口臭」や「歯の黄ばみ・くすみ」、30~40代になると「歯周病」の悩みが多くなります。
その内容は「歯の間に食べ物がはさまりやすい」「歯茎が痩せた」など歯周病の進行による症状に関連するものです。

 

 

 

歯周病とは?

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そもそも歯周病とは、どんな病気なのでしょうか?

 

歯周病は、歯の周りの組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質)に炎症が起こっている病気の総称です。
以前は、「歯槽膿漏」と呼ばれていました。
聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

歯と歯肉の境目(歯肉溝)がきれいに歯磨きが出来ていないと、そこに多くの細菌が溜まる(歯垢の蓄積)と、歯肉の周りが「炎症」して赤くなったり、腫れたりします。
この時点では痛みはほとんどの場合ありません。
歯周病の特徴は、静かに進行していくことです。

 

そして、進行すると歯と歯肉の境目(歯周ポケット)が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けてグラグラと歯が動くようになり、食べ物も噛めなくなり、最後は歯を抜かなければいけなくなってしまうのです。

 

近年では、歯周病が糖尿病などの生活習慣病と関連していることも明らかになっていますし、妊娠時に歯周病を放置すると、早産や低体重児を出産するリスクが増加するとも言われています。


歯周病は口だけでなく、全身の健康面を考えたうえでも、予防が大切と言えますね。

 

 

歯周病の症状

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歯周病はその進行段階によって大きく2つに分けられます。


炎症が歯肉だけにとどまっている状態を「歯肉炎」といい、炎症が歯槽骨(歯を支える土台)や、歯根膜(根の周りを取り巻く膜)にまで広がってしまった状態を「歯周炎」といいます。
また、「歯周炎」は進行状態により軽度、中度、重度に分類されます。

 

歯周病は、初期段階では痛みなどの症状がほとんど無く、静かに進行していきます。
そのため、気づいたときにはかなり進行してしまっている場合もありますので注意が必要です。

 

歯周病の進行段階

 

●健康な状態
歯肉の色は薄いピンク色で、引き締まっています。
歯と歯肉の境目に1~2mm程度の溝(歯肉溝)があります。    

 

●歯肉炎
歯肉炎は、歯の表面に付着した歯垢の中の細菌が原因となって、歯ぐき(歯肉)に炎症を起こしている状態です。

歯みがきや硬いものを食べた時に出血することがありますが、一般的な初期の段階では痛みなどはほとんど無く、無症状な場合が多いです。
歯肉溝が2~3mmとなり、歯肉ポケットが形成されます。  

 

●歯周炎(軽度)
歯周炎は歯肉炎がさらに進行した状態。
歯垢が硬くなってできた「歯石」が歯と歯ぐきの間の境目に侵入して、歯周ポケットという隙間が出来ます。

そして、歯槽骨(歯を支える土台)などの歯周組織を破壊しはじめます。
歯槽骨(歯を支える土台)は溶け始め、歯みがき時に出血したり、歯がうずき、歯ぐきが腫れぼったく感じることがあります。
しかし、一般的に軽度の段階では痛みなどはほとんど無く、無症状なことも多いです。

歯と歯肉の境目の溝も3~5mmと深くなります。
深い歯周ポケットの中は歯ブラシで掃除ができないので、歯垢や歯石が溜まっていきます。  

 

●歯周炎(中等度)
炎症はさらに進行し、水がしみるようになったり、歯磨きすると歯茎から出血します。  歯茎がときどき腫れたり、治ったりを繰り返し、歯茎から膿が出たり口臭がしたりします。
歯槽骨(歯を支える土台)は半分近くまで溶けてしまい、歯がグラグラしはじめます。

歯周ポケットも4~7mmとさらに深くなります。  

 

●歯周炎(重度)
歯槽骨(歯を支える土台)が半分以上溶け、歯はグラグラになって、硬いものなどが噛みにくくなります。
歯磨きの際、毎回のように出血するようになり、歯の周りを指で押すと白い膿がにじみ出て、口臭が強くなります。

また、歯が長くなったと感じたり、歯と歯の間のすき間が大きくなったり、物がつまりやすくなったりします。

重度の歯周炎の場合には、放置すると歯が自然に抜け落ちることもあります。

歯周ポケットは7mm以上になります。

 

 

 

歯周病が全身に及ぼす影響

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最近では、歯周病が糖尿病や早産などに関係することが明らかになり、歯周病が単に口の中だけでなく、全身の健康を脅かす病気であることがわかってきました。

歯周病が全身に及ぼす影響

 

骨粗しょう症
骨粗しょう症になると、歯槽骨(歯を支える土台)ももろくなり歯周病の進行が早まります。

 

●糖尿病
糖尿病にかかっている人は歯周病にかかるリスクが高く、また、歯周病になると糖尿病が悪化しやすいのです。


誤嚥性肺炎
誤嚥性肺炎は、誤って気管に入った(誤嚥)唾液中の細菌などが肺に感染して起こる病気です。
この病気を起こす細菌の多くは、嫌気性菌(酸素のないところで発育する菌)で、歯周病原細菌も酸素の少ない歯肉の中で増える嫌気性菌です。

 

●妊娠トラブル
歯周病のある妊婦さんは、早産や低体重児を出産する確立が2~3倍に上がることがあります。

 

 

他にも、●脳血管疾患 ●心臓疾患など、歯周病にならなかったら本来はかからなかったかもしれない病気にかかるリスクが高まってしまいます😢

 

 

 

 

歯周病5つの予防法


歯周病は遺伝的な要因、歯ぎしりやかみ合わせの悪さ、喫煙、不規則な食事やバランスの悪い食事、ストレス等も影響します。


また、30代からは、むし歯予防の歯みがきだけでなく、歯周病を考慮したケアが必要となってきます。

 

 

①丁寧な歯みがき

②規則正しい食習慣

③ストレスを溜めない

④タバコをやめる

⑤歯科での定期健診を受ける

 

 

①丁寧な歯みがき

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歯周病を予防するには、原因となる歯垢をきちんと落とすことが基本です。


歯垢がつきやすい「歯と歯肉の境目」「歯と歯が接触している部分」「奥歯の噛み合わせの溝」は特に意識して磨くことや、歯茎をやさしくブラッシングして引き締まった歯茎にすることも重要です。


普通の歯みがきでは取り除きにくい歯と歯の間に溜まった歯垢や汚れなどを、デンタルフロスや歯間ブラシを用いて効果的に落とすことや、洗口液の使用も効果的ですよ😊

 また、自分が磨き残しにくい部分を調べるために、歯垢が残っている部分が赤く染まる液を使ってみるのもおすすめです🦷
薬局などでも購入できるので、定期的に行って磨き残しのクセを確認してみましょう!


最近では、スマホと連動して、磨き残しがないか楽しく正確にチェック出来る電動歯ブラシなんて物もあるんですよ😲!!
すごいですね✨
詳しくご覧になりたい方はこちらです😊👇

 

 

②規則正しい食習慣を意識する

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●甘いもの・やわらかいものを多く食べる習慣や、だらだら食いは、歯周病の原因となる歯垢を増加しやすくします。

 

●不規則な食事、栄養の偏りは歯の周りの組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質)の抵抗力を弱め、その結果、全身の健康に悪影響を与えます。
多くの種類の食材を食べるようにし、栄養バランスのとれた規則正しい食生活を心がけましょう。

 

●ゆっくり良く噛んで、食事を楽しみながら食べるようにしましょう。

 

【甘いものの食べ過ぎをやめるコツ】について、詳しくはこちら❤

kaori0630.hatenablog.com

 

 

 

③ストレスを溜めないようにする 

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 精神的なストレスによって身体の抵抗力が弱くなると、歯周病が悪化しやすい状態になります💦

 

ストレッチやヨガ、ウォーキングなどの軽め運動や、アロマテラピー、好きな音楽やヒーリング音楽を聴く、質の良い睡眠を心がけるなど、リラックスして早めのストレス解消を心がけましょう✨

 

 【睡眠の質を上げる方法】について、詳しくはこちら⭐🌛

kaori0630.hatenablog.com

 

 

④タバコをやめる

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喫煙は歯周病を悪化させる大きな原因になります。
タバコに含まれタールはヤニとして歯に付着し、そこに歯垢が付着しやすくなるのです🚬


また、ニコチンは血管を収縮させて歯肉の血行不良を引き起こしたり、傷口を治りにくくします。


さらにタバコには一酸化炭素も含まれていて、歯の周りの組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質)の酸欠を引き起こします。
酸欠になると、歯の周りの組織は栄養不足になり、歯周病細菌に対する抵抗力が低下して、結果、歯周病を重症化させます。

 

喫煙をしている方は、良かったら是非、下記の記事も併せてチェックしてみてくださいね👇

 【肌荒れ・老け顔…タバコが及ぼす肌への影響】はこちら🚬

kaori0630.hatenablog.com

 

 


⑤歯科での定期健診を受ける

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歯周病痛みなどの症状が少なく、静かに進行していきます。
そのため、気づいたときにはかなり進行してしまっている場合もあります。
そうならないよう、半年に1度は歯科医院で定期健診と歯石除去を受けましょう。

 


歯周病セルフチェック

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歯周病は、自分で気づかないうちに進行してしまう恐ろしい病気です。
歯や歯ぐきの状態をチェックしてみましょう。

 

☑ 歯肉の色が赤くぶよぶよしている、もしくはどす黒い

 

☑ 歯と歯のあいだの歯肉が丸く、腫れぼったい

 

☑ 歯肉が、疲労時やストレスがかかっているときに腫れやすい

 

☑ 歯と歯のあいだに食べ物が挟まりやすい

 

☑ 歯と歯のあいだのすき間が大きくなった

 

☑ 歯が長くなった感じがする

 

☑ 歯みがきをすると歯ぐきから出血する

 

☑ 口の中がネバネバする

 

☑ 歯肉を押すと白い膿が出てくる

 

☑ 歯がぐらつく

 

☑ 硬いものなどが噛みにくい

 

☑ 口臭が気になる

 

☑ 糖尿病である

 


最後に

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歯や口の中に関することは、単なるエチケットの話だけではなく、生涯を楽しく生きられるかどうかに関わるほど大切なものだと感じています。
だって、大笑いできなくなったり、美味しいものが食べられなくなったら悲しいですもんね😢

改めて口の健康を見直して、歯周病予防をしっかりと行い、早期発見、早期治療を心がけて、口の中だけではなく多くの病気からも自分の体を守りましょう❤

 

また、半年に1度の歯科での定期健診や、セルフチェックで自分の口腔環境を把握しておくと、ケア意識が高まって毎日のケア自体も楽しく感じられますよ♪

  

最後まで読んでくださってありがとうございました☺
少しでも参考になれば嬉しいです😊

 

 

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